トータルバランス矯正療法
頚椎症性神経根症はなぜ起こるのか?
頚椎症性神経根症とは、40~50代の方に多く見られる疾患です。
人の身体において、背骨の中心には大きな太い神経(脊髄)が1本通っています。
背骨は椎骨という骨が26個連なって構成されているため、その骨と骨の間から出た細い神経が、
全身に張り巡らされて、身体を動かしたり、守るための信号を送っているのです。
頚椎症性神経根症は、その細い神経が首の骨(頸椎)の変形やズレによって、骨と骨の間で圧迫されて発症します。
一般的には加齢による変性(退行性変性)が頸椎の変形を起こすことが主な原因とされますが、
姿勢不良によって頸椎に負担がかかり、ずれが生じることで発症することも近年多く見られます。