症状別治療方法 頚椎症性神経根症 2021.11.14 Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it この様なお悩みありませんか?・肩から腕にかけて痛みがある・腕や手指にしびれがでる・上を向くのが辛い・病院で頚椎症性神経根症と診断された・肩甲骨の内側に痛みがでることがある 頚椎症性神経根症はなぜ起こるのか? 頚椎症性神経根症とは、40~50代の方に多く見られる疾患です。人の身体において、背骨の中心には大きな太い神経(脊髄)が1本通っています。背骨は椎骨という骨が26個連なって構成されているため、その骨と骨の間から出た細い神経が、全身に張り巡らされて、身体を動かしたり、守るための信号を送っているのです。頚椎症性神経根症は、その細い神経が首の骨(頸椎)の変形やズレによって、骨と骨の間で圧迫されて発症します。一般的には加齢による変性(退行性変性)が頸椎の変形を起こすことが主な原因とされますが、姿勢不良によって頸椎に負担がかかり、ずれが生じることで発症することも近年多く見られます。 頚椎症性神経根症が改善しない・頚椎症性神経根症悪化する理由とは? 理由の一つとして、骨盤のズレがあります。背骨は骨盤と関節しているため、骨盤がズレると背骨も一緒にズレてしまいます。そうすると頸椎のズレた部分に負担がかかりやすくなり、20代からはじまる退行性変性の進行が早くなってしまいます。この場合は、日常生活における姿勢から見直す必要があります。 治療法 重度な症状が出ている方(痺れ、痛みが強く少し動かすだけでも激痛の方)病院で診断してもらい頸椎カラーと痛み止め等を服用しながら激痛がおさまるのを待ちます。強い症状がおさまってきて動ける状態ならば、圧迫している原因部分を改善する施術を行っていきます。 頸椎の神経根を圧迫している原因は骨盤や背骨の歪みや、腕や肩関節の動きの悪さからくることも多々あります。どの経路が頚に悪影響を与えているのかを分析し、全身・骨盤矯正や部分的な矯正も行い早期改善を促していきます。また圧迫された神経経路を回復するためにハイボルテージと呼ばれる特殊な治療器を患部に当てることで痺れやうずくような痛みを改善することも可能です。 それから、病院で頚のヘルニアと診断を受けた方でも、頚ではなく鎖骨の下や脇の下周辺で圧迫が起きていることが原因で痺れていたということもあります。頚椎のヘルニアや椎間板が潰れていると言われた方も一度ご相談をお持ちしています。 腱板損傷 前の記事 突き指 次の記事