O脚・X脚とは?O脚・X脚って何故なるの?
大野城市大池のすみ整骨院の院長です。
今回はO脚とは?O脚のメカニズム。O脚が悪化するとどのようになってしまうのかを解説していきます。
O脚とは特に女性に多い状態ですが男性でもO脚はいます。O脚は踵をつけて立っても膝が開いてしまう状態ですね。
では、O脚同様によく耳にするX脚と何が違うのでしょうか?
X脚は立位で膝がくっついたり、足首よりも膝が内側に入っている状態ですね。しかし、O脚もX脚も実はどちらも同じような発生メカニズムなのです。
結論から言うとどちらの状態も大腿骨(太ももの骨)が内側にねじれている状態です。
O脚の方は内側にねじれているといわれてもピンと来ない方が多いと思います。O脚なんだから外側に開いていると考える方が多いですが、実は全く逆なのでここで実験してみましょう。
踵をつけて立った状態で両方の太ももの骨を内側に捻ってみてください。するとお互いの膝がどんどん離れていくのがわかると思います。
実はX脚もこの内側にねじれるという点では同じメカニズムです。
ではなぜ女性に多いのでしょうか?
1つ目は、女性の方が男性に比べて骨盤が外に広い
2つ目は、女性は膝を内側に閉じて座る習慣がある。
3つ目は、ヒールのある靴で歩く
これが女性にO脚が多い原因と考えられます。このO脚、X脚を放置しておくと、肩こりや腰痛の原因となります。
さらに進行してしまうと、変形性膝関節症や膝関節の骨壊死といった怖い状態になってしまいます。
高齢者におけるO脚は比較的若い世代とは違うO脚となります。O脚が進行すると膝の内側に痛みが出ることが多くさらに進行すると変形性膝関節症になり、それをかばうためにどんどん足を開いて歩くことになり進行した重度のO脚となってしまいます。
というわけで今回は少し怖い話になってしみましたが治療法や予防法はまた次回お話していきます。